保存治療でも、腰痛の原因診断をうやむやにして”適当に治療”を行うものではなく、痛みの信号が出ている場所や、原因をまず突き止める事が不可欠です。 原因が明らかになると、攻略法が頭に浮かび、治療法に繋がるわけです。
● 診断の結果「腰椎変性すべり症」だった場合
例えば、いたみの病態は・・・ ▼ 急性期か慢性期か、きっかけは、外傷の有無は? ▼ 不安定性(ぐらつき)の程度は? ▼ 狭窄(神経の管が狭いか)、その程度は? ▼ 主病巣は神経根(神経の枝)の圧迫か馬尾(神経本幹)の圧迫か? ▼ 神経の機能障害があるか、またその程度は? ▼ 痛みの過敏性が生じてないか?
例えば・・・
大きく膨隆したヘルニアはさらに自然経過を前へ進めて、敢えてヘルニアを包む靭帯を破る方法をめざす場合もあります。
腰椎変性すべり症で慢性の腰痛と座骨神経痛があれば、脊柱管(神経の管)を広げる事を目的として処方された運動療法を行ったり、神経の血管を広げる薬を使うなどの方法があります。
同じ腰椎変性すべり症でも腰痛だけで脊柱管の狭窄が軽度であれば、腰椎の支持力(体を支える力)を高める事を目的とした運動療法を行うことが挙げられます。
というように患者さんの痛みの病態により異なるわけです。
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理学療法士 新澤
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