椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症等の手術方法の解説。脊椎疾患、腰痛疾患専門の「わたなべ整形外科」
 
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院長の脊椎手術実績について

 院長の渡辺は脊椎治療ひとすじに取り組んできた豊富な脊椎手術の経験を有しています。
 京都府立医大整形外科講師時代に数多くの脊椎手術の実績があり、また当院での院長執刀による腰椎手術症例は、平成23年12月末時点で1824例におよびます。

病    名
合計例数
H22年度
H23年度
過去総数
■腰椎椎間板ヘルニア
(再発性ヘルニア、椎間孔内ヘルニア、 腰椎後方椎体辺緑分離を含む)
38例
28例
985例
■腰部脊柱管狭窄症
(椎間孔狭窄症H20年以前、変性側弯症H20年以前、
変性すべり症を含む)
21例
39例
255例
■腰椎変性すべり症 (固定を要した)
10例
14例
154例
■腰椎多数回手術症
3例
5例
106例
■腰椎分離すべり症
5例
1例
69例
■腰椎椎間板症
3例
4例
38例
■脊椎脊髄腫瘍
0例
0例
20例
■腰椎シュモール結節
1例
0例
17例
■腰椎変性側弯症 (平成21年度からの例数)
7例
0例
12例
■仙骨神経根嚢腫
1例
0例
9例
■腰椎椎間孔狭窄症 (平成21年度からの例数)
3例
4例
11例
■脊髄終糸症候群
0例
0例
5例
■腰椎椎間関節嚢腫 (平成19年度からの例数)
0例
1例
5例
■その他
(骨粗鬆性圧迫骨折、脊髄係留症候群、脊椎カリエス
など)
2例
2例
69例
■頚椎胸椎手術症例
5例
5例
69例
◆年度別合計
99例
103例
1824例
 

私の最近の脊椎手術の傾向について

 脊椎手術は年ごとにわずかな増加傾向で、平成22年は99例、平成23年は103例と、昨年度は100例を超えました。内訳は脊柱管狭窄症が39例と最も多く、次いでヘルニアが28例でした。
 私の手術の特徴は、“多数回腰椎手術症(MOB)”(複数回の手術をしたが改善しなかった患者さん)や、“腰椎変性側弯症”(腰椎が加齢的に側弯変形を呈し、脊柱管狭窄と腰椎支持性低下による腰下肢痛と歩行障害を呈する患者さん)や、“神経障害性疼痛を帯びた腰下肢痛例”(疼痛過敏や変調があり痛みが難治性の患者さん)が相対的に多い割合を占めると思います。また一般的に診断や治療が困難とされる有痛性腰椎シュモール結節や、仙骨神経根嚢腫、脊髄終糸症候群の手術例が多いことも特徴です。これは、私がこのような病態に興味を持ち、治療に関わることが多いからだろうと思います。
 昨年から最新で究極の低侵襲腰椎椎間板ヘルニアの手術、PELD(PED)経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術を導入しました。私が従来より行なってきたPD法、経皮的椎間板摘出術に内視鏡を加え発展させたもので、従来のMED法(内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術)より更に小侵襲、小切開の手術です。